懐かしい「昭和グッズの博物館」
昭和のグッズを集めた博物館があります。
昔ながらの駄菓子も売ってたりして、楽しめます。
横浜の「ラーメン博物館」も昭和の風景を再現していて、何回も足を運んだ方も多いと思います。
いつ行っても、なんとも懐かしい雰囲気が楽しめます。
地方にも、昭和のグッズを集めた博物館があります。
なんでも鑑定団などの影響もあって、ブリキのおもちゃなどもあったり、射的などの懐かしいゲームができたり、小さなお子さんから大人まで楽しめます。
もちろん、無料でそういった昭和の懐かしいものを見ることができるお店もありますが、
博物館
ということで、入場料も設定して、それ自体がビジネスとして成立している施設もあります。
なんでも鑑定団で有名な北原 照久さんは、最初、横浜の洋館を借りて、ブリキのおもちゃ博物館からスタートされています。
地方の観光地でも、このような「博物館」スタイルのビジネスも、テーマ設定と、運営によっては集客力も見込め、地方の活性化につながる可能性があります。
昭和をテーマにする以外に、
魅力的なテーマ
のグッズを集めて、
その空気感を楽しめる
ような場所があると素敵ですね。
(参考)北原さんの本は、こちら

夢はかなう きっとかなう (横浜ゴールドラッシュ2 北原流元気のでる処方せん)
各地の昭和グッズの博物館
ちなみに、昭和グッズの博物館としては、下記のような先があります。
伊香保おもちゃと人形自動車博物館
昭和グッズと、昔の車も見ることができます。
最近、テレビ東京系の「車あるんですけど」という番組でも紹介されてました。
和倉昭和博物館とおもちゃ館
柴又ハイカラ横丁
寅さんの映画にでてくる「柴又帝釈天」の参道にあります。
ちょっとしたゲームもあって、楽しめます。
(参考)寅さん記念館
同じ柴又に、寅さん記念館があります。
館内に、映画のセットが再現されてます。
ダガシヤ・ダイチャン
博物館ではなく、「駄菓子屋さん」です。
店内に、電車の車両をとりいれた大胆なお店です。
新横浜ラーメン博物館
根強い人気です。
何度行っても、楽しめます。
=補足=
新横浜ラーメン博物館の運営会社は、地元新横浜の不動産の会社で、
地元の活性化
を考えていく中で、ラーメン博物館という構想につながったようです。
当時の新横浜周辺は、今ほど賑わってなくて、新幹線の乗り継ぎに利用するくらいでした。
ちなみに、新横浜ラーメン博物館の社長のお姉さんは、女優の五大路子さんです。
また、新横浜ラーメン博物館の売り上げの中で、
駐車場からの収益
がかなりのウェイトを占めるようです。
東京ディズニーランドも、同様に、売上げ全体に占める駐車場からの収益のウェイトも高いようです。
地方の観光地と博物館のビジネス
北原さんのブリキのおもちゃ博物館が横浜の山手にあったように、博物館は、観光地との相性が良いと言えます。
また、
入場料
による売り上げが期待できますので、その日常の運営オペレーションは、非常にシンプルと言えます。
ただ、
魅力あるグッズを揃える
という点と、
飽きのこないように、イベントなどを企画する
といった点は必要になってきます。
もちろん、それ以前に、
集めたグッズに対する情熱
がベースにある必要なのは、言うまでもありません。
・昭和グッズの博物館は、郷愁をさそい、集客力がある。
・その他のテーマの博物館も、企画、運営次第では、地元の活性化につながる可能性がある。
・テーマの選定には、地元に関連したものに限らず、一定の層が関心をも持つようなテーマが望ましい。
・入場料をとって運営する為には、定期的に企画、イベントをプランニングしていなどの工夫が必要。
以上、懐かしい「昭和グッズの博物館」と地方の観光地を相性が良いビジネス」についてでした。